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青葉山新キャンパス 
新キャンパス構想の経緯
History

片平・雨宮地区等の移転に関わる新キャンパス整備大綱

(平成11(1999)年10月19日評議会において承認)

 本大綱は、平成8年5月の臨時評議会で承認された「東北大学新キャンパス構想」の理念を踏まえ、併せて環境や緑の保全等に対する市民の声、宮城県の請願採択の際の付帯意見および土地利用懇談会報告ならびに青葉山環境保全懇談会からの提言(東北大学青葉山キャンパス憲章)等を考慮して、新キャンパスにおける片平・雨宮地区の移転整備計画具体化のためのガイドラインとして作成された「片平・雨宮地区等の移転に関わる新キャンパス整備にあたっての基本的考え方」(平成10年3月17日評議会承認)を更に具体化したものである。
 今後、基本構想から基本計画へと移転整備計画を進めていくうえで、各種計画の基軸となる考え方が必要である。本大綱は「片平・雨宮地区等移転整備計画策定作業概要」(平成9年9月16日評議会報告)における基本構想段階に位置する一文書であるが、今後、更に検討を加え、一層精緻な基本構想としてまとめられることになるであろう。 本大綱は、前述の「基本的考え方」で明示された下記の5つの事項について、計画として具体的な内容を提示しつつ、移転整備に関わる考え方をより体系的に展開した。

■ 環境計画:キャンパスの緑の環境と資源の有効活用
■ 開かれたキャンパス計画:開かれたキャンパスの構築
■ 建物等配置計画:キャンパスの構成、配置等
■ 厚生環境計画:厚生環境等の整備
■ 交通体系計画:キャンパスへのアクセスと学内交通網の整備

※ 本大綱に記載する仙台市東西線の駅と都市計画道路・川内旗立線の交差点の設置および設置場所については本学の要望を記したものであり、それらの名称は本学で用いた仮称である。