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片平キャンパス
開かれたキャンパス
Open to the Public

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本学の「門戸開放」の理念に基づき
キャンパスは誰でも利用できるスペースとして広く開放しています。
登録有形文化財などの歴史的建造物、
キャンパスで行われている研究や本学の歴史を展示する施設、
カフェテリアや物販店舗、各種セミナーやイベント等を開催するホールなど
アカデミックな雰囲気をお楽しみください

 東北大学史料館は東北大学の歴史に関する資料の保存・公開を目的とする、東北大学のアーカイブズ(Archives=文書館・公文書館)です。
 建物は東北帝国大学創立25周年記念に東北帝国大学附属図書館閲覧室として、正門へと続く大路に沿って1926(大正15)年に建設されました。 東北地方の古民家研究や戦災で焼失した仙台市の瑞鳳殿(伊達政宗を祀る霊廟)の再建を手掛けたことでも知られる小倉強が設計しました。アーチの窓や銅板葺の塔屋を持つロマネスク風のデザインが美しいファサードを形作っています。

 附属図書館時代には閲覧室だった2階を展示室として、東北大学の歴史に関する多様な資料の保存・公開等を行っています。 また、東北帝国大学の包摂校である仙台医学専門学校に留学していた中国の作家魯迅の学生生活を、東北大学に遺る資料や写真を通じてたどる展示も行われています。 展示室には図書館時代のシャンデリアや閲覧机なども残っており、当時の雰囲気を感じることのできる空間となっています。

 まなびの杜vol.89(2021.3.1 PDF28.2MB)P28-29に東北大学史料館 加藤 諭准教授による 「東北大学に残る大正期の二つの建物」が掲載されており、その中で史料館も紹介されています。
キャンパスマップ D 02)

 明治37(1904)年に建てられた仙台医学専門学校の唯一の建築的遺構。外壁はレンガ基礎の上に白色ペンキ塗りの南京下見板張り、破風が付いた西側が寄棟、東側が切妻の瓦葺屋根で、縦長の窓を持つ建物です。
 内部は東側に講壇を置き、西側に向かって階段状に上がる造り付けの机・椅子を備える階段教室になっています。
 当初は現在の向きから180度回転した形で旧仙台医学専門学校博物・理化学教室棟(平面教室)(東北大学本部棟3)の東側に接続した1つの建物でした。 大正13(1924)年頃、当該建築が切り離されて南側に移設され、さらにその後約180度回転した形で西に移設され現在地に配置されました。
 魯迅が学んだ校舎としても貴重であり一般公開されています。 見学についてのお問い合わせはこちらへ。
キャンパスマップ B 05)

階段教室展示ルーム (B04 東北大学本部棟3(登録有形文化財 旧仙台医学専門学校博物・理化学教室)内)

 階段教室展示ルームは、旧仙台医学専門学校六号教室(東北大学魯迅の階段教室)に向う前室に設置された展示室です。
 2017年に登録有形文化財に登録された、旧仙台医学専門学校博物・理化学教室(B04 東北大学本部棟3) 内に、2021年に開設されました。
 ここでは魯迅が留学していた頃の仙台医学専門学校の様子や、その後の東北大学と留学生との関わりを紹介しています。(※魯迅の仙台留学時代に関する主要な資料の展示は、東北大学史料館2階の魯迅記念展示室で展示しています。)
 また旧仙台医学専門学校六号教室(B05 東北大学魯迅の階段教室)とともに、 仙台医学専門学校の木造建物内部を体感することが出来る貴重な空間でもあります。

前日までの事前予約制:予約先 東北大学史料館
開館時間:平日の火・木曜日 10:30~12:00、13:00~16:00(祝日、創立記念日、夏季休業日、年末年始等を除く)
キャンパスマップ B 04)

東北大学ギャラリー ひすとりあ
(A19 東北大学本部棟7(登録有形文化財 旧東北帝国大学理学部生物学教室)1階)

 東北大学ギャラリー ひすとりあは、2021年に登録有形文化財に登録された、旧東北帝国大学理学部生物学教室(東北大学本部棟7)の1階に、2022年10月に開設されました。
 6つの展示室とセミナー等に対応した多目的室からなり、展示室1〜3では「モノから見る東北大学の歴史」としてキャンパスの発掘調査から得られた埋蔵文化財に関する展示や登録有形文化財に関する展示を、 展示室4〜6では東北大学の研究紹介として黎明期の理学部生物学教室と東北大学植物園や第17代総長西澤潤一先生の生涯、また金属材料研究所(金研)の設立からの歴史や発明品などを展示しています。

開室時間:火曜日、木曜日 12時~16時(祝日を除く)
見学料:無料
キャンパスマップ A 19)

広報展示スペース

 C 07 エクステンション教育研究棟の1階に設けられた研究成果などを展示するスペース。
 5階までの吹き抜けを持つ空間で本学の様々な最新の研究を紹介するほか、小惑星探査機「はやぶさ」の実物大模型展示や東日本大震災の記録と解析のパネル展示などの企画展を開催しています。
キャンパスマップ C 07 エクステンション教育研究棟 1階)

 1943(昭和18)年に第6代総長本多光太郎の功績を記念し建てられた本多記念館の2階に設けられた記念室。 本多博士が生前に使用された各種の実験器具や直筆の実験ノート、当時の所長室の家具など博士をしのぶ遺品の数々が展示されています。
 金属材料研究所資料展示室では、各種の新素材やその製品などを常時展示し、金属材料研究所の歴史や研究成果を広く紹介しています。
 施設見学のお問い合わせはこちらへ。
キャンパスマップ A 02 本多記念館 2階)

 1935(昭和10)年に創立された電気通信研究所の80年を越える歴史を偲ぶとともに未来に思いを馳せる様々な資料を展示するために2017年10月にリニューアルオープンした展示室です。
 設立から現在に至るさまざまな経緯や、部門や研究室の変遷、現在進められている研究内容の展示のほか、電気通信研究所で電気通信の発展に大きく貢献された7人の先達の業績を肖像写真とともに紹介しています。
 開館時間:平日9:00〜17:00。
キャンパスマップ G 10 電気通信研究所本館1階)

A01 片平北門会館

 2013(平成25)年に新しくなったカフェテリア、売店、セミナー室、ユニバーシティ・ハウス(学生寮)、研究員宿泊施設などからなる福利厚生施設です。
 低層部のカフェテリア「さくらキッチン」「レストラン萩」、 売店「さくらショップ」をテラスなど屋外環境と一体的にデザインすることで、 片平キャンパスのエントランス空間である北門周辺を人々が集い、憩う、賑わいのある新たなキャンパスの顔として整備しました。
 また2階のラウンジ「エスパス」、 72席のセミナー室「セリシィール」はさくら並木など屋外環境を感じられる開放的な空間となっています。 「北門ラウンジ」には東北大学の卒業生向けにゆったりくつろげるソファやミーティングスペースが設けられています。
 1階のエントランスホールでは不定期で、学内外の方がお昼のひととき音楽を楽しむ「かたひらロビーミニコンサート」も開催されています。
キャンパスマップ A 01)

 片平キャンパスの歴史的建造物のデザインを踏襲し、スクラッチタイルを活かしたデザインで2005年に完成したホール。一般の方の利用も可能で、様々な会議や講演会、学会等に利用されています。
キャンパスマップ E 01)

東北大学 施設・設備利用案内

 上記の施設のほか、各キャンパスの講義室・ホールなどの施設や、機器・設備を本学の教育研究活動に支障のない範囲でご利用いただけます。
 詳しくは東北大学 施設・設備利用案内をご覧ください。

紫色:展示施設 水色:ホール・セミナースペース  青色:物販店舗 ピンク:飲食施設