青葉山は仙台市の中心部から西に数キロの距離に位置しながら、豊かな自然が現存する希少な場所です。
歴史を遡ってみると、藩政時代には仙台城の御裏山として竜の口渓谷とともに天然の要害を形成しており、伊達政宗はこうした恵まれた自然地形も築城する上での大きな要因にしたようです。
当時の御裏山は、現在本学の附属植物園となっており、モミの天然林が広がっていることから国の天然記念物に指定されています。この周囲にもコナラ林やアカマツ林が広がっていることから、青葉山一帯には多くの森林性鳥類が生息するなど、豊かな生態系が維持されています。
ここでは、特に自然度の高い本学の附属植物園を中心に、青葉山一帯に生息する動植物の一部をご紹介します。
●ユウシュンラン(ラン科)
●オオタカ(ワシタカ科)