青葉山新キャンパス計画

  • 概要
  • 環境調和型キャンパス
  • フレームワークプラン
  • マスタープラン
  • ランドスケープ
  • サイエンスパーク
  • 構想検討の経緯
  • 新キャンパス整備基金

フレームワークプラン

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△青葉山新キャンパスフレームワークプラン

 フレームワークプランとは、青葉山新キャンパス整備計画を策定する上で、骨格となる土地利用を表すものであり、「基本構想」を踏まえた以下の5つの考えをベースとしています。

●豊かな自然環境に配慮した計画とする

 「杜の都・仙台」のシンボル的な存在として親しまれてきた青葉山の豊かな自然環境に配慮した『環境調和型キャンパス』の実現を目指します。
 一方、すでにゴルフ場として開発された敷地であることから、緑地として保存するエリアと建物等を整備する開発エリアを明確に区分し、保存エリアについては100年先まで今の環境を維持するエリア、開発エリアについては適度に集約化を図るなど密度を高めた整備を行うエリアとして計画します。

●自然の地形を活かした計画とする

 開発エリアはフェアウエイの部分とするなど、大規模な造成は極力抑え、自然の地形を活かして計画することを基本とします。

●既存キャンパスとの一体性に配慮した計画とする

 整備計画の策定に当たっては、新キャンパスのみならず、既存の青葉山・川内キャンパス全体の教育研究機能の関連性や自然環境の連続性などに配慮した計画とします。

●県民・市民への開放に配慮した計画とする

 敷地中央部に、竜ノ口渓谷の支流と一体化した広大な自然の広場『ユニバーシティパーク(仮称)』を整備し、県民・市民にも広く開放する計画とします。

●公共交通機関の利用促進を図る交通計画とする

 平成27年度に地下鉄東西線が開業する予定であるため、青葉山・川内地区の交通計画については、公共交通機関の利用促進に配慮した計画とします。

敷地条件


△敷地広域の分析

 新キャンパスは青葉山・川内キャンパスも含めた、青葉山の尾根と谷からなる、大きな自然の循環システムの一部となっているとともに、大きな水循環の一部であることを意識した計画とする必要があります。分水域を意識し、現状の水系に影響する大きな改変は極力行わないものとします。

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開発可能エリアの検討


△開発可能エリアの検討

 谷などの自然地形によって分節され、極力造成を避けることが可能な、2つのレベルからなる開発可能エリアを設定します。1つは、既存青葉山キャンパスから連続する敷地北東部や宮城教育大学から連続する敷地北部の海抜155〜160mの低部開発エリア、もう1つは、後背地の丘陵へとつながる敷地南部の海抜175〜180mの高部開発エリアです。この2つのレベルに広がるゴルフ場のフェアウェイを中心に開発を行ないます。
>>>詳しくは、開発可能エリアとゾーニング

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道路形状の検討


△道路形状の検討

周辺道路形状の分析

 青葉山東キャンパスはグリッド状の道路形状であり、青葉山北キャンパスや新キャンパスへのアプローチ道路および外周道路は地形に沿ってカーブした道路形状をしています。既存キャンパスとの連続性を考慮し、新キャンパス内の道路形状は周辺の道路網との関係を重視して計画を行うものとします。

グリッドシステムの導入

 地下鉄駅周辺はできるだけ高密度に施設が計画できるように、効率的な配置が可能なシステムとするため、青葉山東キャンパスのグリッドを青葉山駅より西側へと延長させます。青葉山駅で主軸線を竜ノ口沢の方向にクランクさせ、既存キャンパスと新キャンパス内の竜ノ口沢周辺の緑地とをつなぐ計画とします。

地形に沿った道路でつなぐ2つのエリア

 高低差のある2つのエリアを、地形に沿った緩やかなS字カーブの道路でつなぎます。この道路は、宮城教育大学正門近くより入り、三居沢に沿った谷筋をなぞることで、自然地形の改変を抑えた道路線形とします。

>>>詳しくは、キャンパスの骨格とオープンスペース

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5つの開発可能エリアとユニバーシティパーク


△全体配置の検証

 以上の検討により、新キャンパスの開発可能エリアは骨格となる道路によって、大きく5つに分節されます。それぞれのエリアの特徴を活かした土地利用を図ると同時に、各エリアが中央の緑地であるユニバーシティパークを共有することにより、ひとつのキャンパスとしてのまとまりを持つことができる計画とします。
>>>詳しくは、開発可能エリアとゾーニング

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△青葉山新キャンパス鳥瞰図1


△青葉山新キャンパス鳥瞰図2

※このページに掲載されているイメージ、建物配置・形状等については
 すべて今後の検討により変更の可能性があります。

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