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星陵キャンパス
歴史
History

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星陵キャンパスの歴史

 星陵キャンパスの歴史は、1915 (大正4)年に東北帝国大学医科大学が開設された時から始まりますが、それ以前の1911(明治44)年には、既に大学病院の前身である県立宮城病院が整備されていました。
宮城病院、仙台医学専門学校、東北帝国大学医学専門部の歴史についてはこちら

 現在キャンパス内には、医学研究科・医学部、歯学研究科・歯学部、医工学研究科、加齢医学研究所、大学病院、東北メディカル・メガバンク機構等が設置され、地域医療の中核的拠点となっています。

MAP

県立宮城病院旧正門

 1911(明治44)年に整備された、大学病院の前身である県立宮城病院の正面入口に建てられていたレンガ造りの門。
 星陵キャンパス東側の県道264号大衡仙台線の拡張に伴い移設、貴重な歴史的建造物として、創建当時の様子が復元されています。

宮城病院旧正門 宮城病院旧正門

「四ツ谷用水」支倉堀跡

 かつて仙台市街を流れていた「四ツ谷用水」の、仙台市内に残る唯一の遺構。2005(平成17)年、「四ツ谷の水を街並みに!」市民の会によって木碑が立てられました。
 碑の背面には「途中で北山方面の小川を合わせながら神子町北四番丁を東流して梅田川に注ぎました」とあるように、支倉堀は北六番丁通と支倉通との交差点で分岐し、城下町の北部に水を運びました。
 今後も保存するため、2021年3月には周辺を整備し、西側にはレインガーデンを新設。大雨時には下水道に流れ込む水量を低減すると同時に、かつての四ツ谷用水と同様に地下水を涵養して杜の都の緑を育む効果を期待しています。
 四ツ谷用水の大部分は暗渠となっており、かつての面影を残す貴重なものです。

紫色:名所・旧跡  オレンジ色:近代建築・歴史的建造物  黄緑色:記念碑