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青葉山新キャンパス 
新キャンパス構想の経緯
History

青葉山県有地への東北大学キャンパスの早期移転を求める請願書に対する付帯意見

(平成8(1996)年5月21日 県議会総務企画常任員会にて採択、6月19日本会議にて採択)

一 青葉山県有地を含む青葉山地区は、緑豊かな青葉山丘陵や竜の口渓谷等の自然環境に恵まれ、「杜の都」仙台を象徴するような優れた自然景観を形成していることに鑑み、青葉山県有地を東北大学に譲渡するに当たっては、自然環境及び動植物の生態系の保全に十分留意するよう条件を付すこと。

二 青葉山地区が、仙台市のシンボル的な緑のゾーンとして広く県民、市民に親しまれてきたことを考慮し、東北大学の新キャンパス整備に当たっては、大学としても県民、市民にも広く開放し、以降ことができるような、緑地の中の開かれた大学として整備するよう条件を付すこと。そのため、県民の意見を反映させるような何らかの機関の設置等を考慮すること。

三 東北大学の新キャンパス整備は、仙台市はもちろん、宮城県、さらには東北地方の地域づくりにも大きな影響力を持つものであることに鑑み、仙台市及び宮城県の地域計画等と十分な連携のとれた水深が図られる体制を確保すること。

四 県は、青葉山ゴルフ場が、昭和三十六年の開設以来、三十有余年の長きにわたって本県のゴルフの普及、及び発展に多大の貢献を果たしてきたことに鑑み、株式会社仙台カントリークラブと十分協議を重ね、誠意ある対応をとること。