平成18年1月31日

東北大学青葉山新キャンパス基本計画作成
及び建築・造成基本設計業務に係る公募型プロポーザルの審査経過


東北大学青葉山新キャンパス基本計画作成及び建築・
造成基本設計業務建設コンサルタント選定委員会
委員長  大村 虔一


1. 技術提案書の提出者の選定

(1) 東北大学青葉山新キャンパス基本計画作成及び建築・造成基本設計業務に係
  る公募型プロポーザルは、平成17年10月31日(月)に手続きの公示を行い、11
  月10日(木)までを期限として参加表明書の提出を受け付けました。

(2) この期間中に、報道関係1者を含む38の設計事務所及び建設コンサルタント
  等に説明書の交付が行われ、その結果、単体2者、設計共同体4者の計6者から
  参加表明書の提出がありました。

(3) 平成17年11月18日(金)開催の選定委員会において、参加表明のありました
  6者全てが「技術提案書の提出者に要求される資格」を満たしていることを確認
  した後、公表している「技術提案書の提出者を選定するための基準」に基づき審
  査及び、総合的に評価した結果、4者を技術提案書の提出要請者として選定しま
  した。

(4) なお、選定されなかった者に対しては、それぞれ理由を付して選定されなかっ
  た旨の通知を行いました。


2. 技術提案書の特定

(1) 技術提案書の提出要請者として選定した者には、平成17年11月21日(月)に
  選定された旨の通知を行い、平成18年1月5日(木)までを期限として技術提案書
  の提出を受け付けました。

(2) その結果、4者全員から技術提案書の提出がありました。

(3) 当委員会においては公表している技術提案書を特定するための評価基準に基づ
  き、書面審査並びに平成18年1月13日(金)に各者からヒアリング及び質疑応答
  を行い、最終的に、日本設計・アジア航測共同体の技術提案書を特定することと
  し、また、株式会社日建設計の技術提案書をそれに次ぐ技術提案書として選定し
  ました。

3. 特定した技術提案書について

(1) 今回提出していただいた技術提案書は、各者とも非常にレベルの高い優れた
  内容となっており、また、ヒアリングにより本学の計画を十分に理解していただ
  いた上での提案であることが確認でき、期待の高まる審査となりましたが、特に
  日本設計・アジア航測共同体の技術提案書が次の点で高い評価を得て、総合的な
  評価において特定に至りました。

@ 業務の実施方針
A 「杜の都」に相応しい環境調和型の大学キャンパス像について
B 教育・研究に柔軟に対応できる施設整備手法について

(2) なお、株式会社日建設計の技術提案書は、特定した者の技術提案書に次いで
  高く評価され、次順位として選定しました。


4. 建設コンサルタント選定委員会委員名簿

委員長 大村 虔一  (財)宮城県地域振興センター理事長
委員  宮本 和明  武蔵工業大学環境情報学部教授
委員  萩原 久和  東北大学副学長(施設・キャンパス整備計画担当)
委員  森田 康夫  東北大学理学研究科・理学部教授
委員  吉野  博  東北大学工学研究科・工学部教授
委員  杉山  丞  東北大学キャンパス計画室助教授
委員  長沢  護  東北大学施設部長



東北大学青葉山新キャンパス基本計画作成
及び建築・造成基本設計業務に係る
建設コンサルタントの選定経緯について(公募型プロポーザル方式)


平成18年1月27日日本設計・アジア航測共同体と契約


【契約までの経緯】
平成17年
 10月14日  第1回コンサルタント選定委員会の開催
          ・参加資格、選定基準及び評価基準の審議・決定
 10月31日  官報公告、説明書の交付開始
 11月10日  参加表明書の受付期限
 11月18日  第2回コンサルタント選定委員会の開催
          ・6者から参加表明を受け、うち4者を技術提案書
           提出要請者として選定
 11月21日  4者に技術提案書の提出を要請

平成18年
  1月 5日  技術提案書の提出期限
  1月13日  第3回コンサルタント選定委員会の開催
          ・技術提案書審査及び各者からヒアリングを行った
           後、最終審査により、日本設計・アジア航測共同
           体の技術提案書を特定
  1月16日  特定結果書及び特定技術提案書の公表(閲覧)
  1月27日  日本設計・アジア航測共同体と契約を締結
          ・コンサルタント選定委員会委員名簿の公表
          (閲覧)
  1月31日  公募型プロポーザル審査経過の公表(閲覧)